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2024/04/26根管治療の激痛で眠れない時は?

岐阜市にある、あかなべ歯科です。

根管治療後、寝れないぐらいの激痛がある場合は治療に何らかの不具合である可能性があります。

ほとんどの場合、虫歯に侵食された歯髄を全て除去しきれていれば、激痛を感じることはありません。眠れないほど痛みを感じているという事は歯髄の取り残しの可能性があるかもしれません。

緊急の対処法としては歯科医院から処方された鎮静剤や抗生物質を服用するか、ない場合は市販の鎮静剤を服用するようにしましょう。

鎮静剤等の服用で一時的に痛みが治ったとしても必ず治療を受けた歯科医院に相談するようにして下さい。

もしも何らかのトラブルが起きている場合、早期に再治療を行わなければ症状は悪化し、抜歯が必要になる可能性もあります。

▪️根管治療後の不具合以外でも痛みは発生する?

根管治療後、虫歯に侵食された歯髄が全て除去されていても、腫れや痛みが発生することはあります。

根管治療によって細菌量が減少することで免疫力が強く働き、蓄積されてたい膿を外に出そうとする事で、一時的に腫れや痛みを引き起こします。

この腫れや痛みは歯科医院から処方された鎮静剤やと抗生物質を服用する事で2~3日程度で次第に収まっていきます。(3日以降長く腫れや痛みが続くようであれば治療の不具合も視野に入れましょう)

その他では、詰め物、被せ物をしたことで周辺の歯を圧迫し、痛みを感じることも多々あります。この場合は1週間程度で詰め物、被せ物が馴染み、徐々に痛みが和らいでいきます。

▪️根管治療中も痛みが発生する場合がある?

もちろん根管治療中は麻酔を行います。ごく稀に緊張や体調不良、服用している薬の影響で麻酔が効かないケースはありますが、ほとんどの場合痛みを感じることはありません。

しかし、通常根管治療は数回に分けて行われるため、麻酔の効果が切れれば痛みが発生する場合があります。これは虫歯による炎症が歯の根っこに広がって、膿が出ている場合が多い傾向にあります。

治療期間中も鎮静剤は処方されるため、我慢せず服用して下さい。

また、膿を出す処置を行うことで痛みを和らげることもできます。

▪️根管治療の不具合を避けるには?

根管治療はとても難しい治療です。以前のブログでもお伝えしましたが、歯の根っこの神経は形状や本数など人それぞれ違います。

昔に比べれば根管治療専用の機器も増え、成功率は格段に上がりましたが、現状でも保険診療で行うか、自費診療で行うかでも格段に成功率が変わってきます。

根管治療の失敗を100%避けることはできませんが、CTやマイクロスコープといった高性能な機器を用いることで成功率は高まります。

根管治療の具体的な成功率や、保険と自費の違いについてはこちらのブログ【根管治療の保険と自費の違い】で詳しく紹介していますので気になる方はご確認下さい。

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