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2026/03/04口内炎には種類がある?受診は必要?
岐阜市にある、あかなべ歯科です。
口内炎ができた場合、ほとんどの方は市販薬を使用したり、自然と治るのを待ったりと、わざわざ歯科医院を受診される方は少ないのではないでしょうか?
しかし、口内炎と一言で言っても様々な種類があり、種類によっては大きなトラブルに繋がる恐れがあることをご存知でしたか?
そして口内炎の種類によっては症状や原因が異なり、市販薬や時間の経過では解決しない口内炎も存在します。
そこで今回は口内炎の種類によって変わる症状や原因についてお話しして行きます。
▪️5つの口内炎の種類
口内炎には主に下記の5つの種類に分かれます。
・アフタ性口内炎
・外傷性口内炎
・へルペス口内炎
・カンジタ性口内炎
・ニコチン性口内炎
▪️それぞれの症状と原因
・アフタ性口内炎
浅い円形や楕円形で白っぽい見た目の潰瘍です。
再発を繰り返してしまう場合は再発性アフタ性口内炎と言われます。
原因は免疫力低下や栄養不足、ストレス、べチェート病と言われる全身疾患が引き金になる場合もあります。
5つの口内炎の中ではこのアフタ性口内炎が最も発症が多い傾向にあります。
・外傷性口内炎
ひび割れ、水ぶくれと言った症状が現れ、唾液の分泌量が増得たり口臭が気になる場合もあります。
虫歯や入れ歯の不具合、火傷、粘膜の損傷、薬品による刺激などが原因で、物理的な刺激や細菌感染で引き起こされる口内炎です。
・へルペス口内炎
発熱や痛みを伴うことがあり、口腔内には複数の水疱ができます。
初期段階ではチクチク、ピリピリとした違和感があり、徐々に赤みと小さな水疱が多数現れ痛みを伴うようになります。
単純へルペスウイルスや性感染症などが原因で、感染経路は多々(キス、食器、タオル、咳、くしゃみなど)あります。
感染してしまうと体内に潜伏し続け、免疫力が低下すると再発してしまう口内炎です。
・カンジタ性口内炎
口腔内にコケ状の白い斑点が現れます。
初期段階では痛みは感じないものの、症状が変化することで痛みや痺れ、味覚症状にまで影響を与えることがあります。
原因は口腔内のカンジタ菌(カビ)の増殖、免疫力の低下や抗生剤、ステロイドの長期服用、唾液量の減少、不潔な入れ歯の使用などが挙げられ、健康的な状態ではカンジタ菌は他の常在菌と共存していますが、上記のような要因ががあると増殖して発症してしまいます。
・ニコチン性口内炎
白斑や赤い発疹が現れ、粘膜や舌が硬く厚くなります。
ニコチン性口内炎の原因は喫煙であり、喫煙によってビタミンCの消費、煙の熱で粘膜が損傷したり、口腔内の乾燥によって細菌が繁殖しやすくなります。
ニコチン性口内炎は痛みは少ないので放置してしまう方もいますが、口腔がん発症のリスクがあるため必ず歯科医院に相談しましょう。
また、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ粘膜の血流や酸素供給を悪化させる作用もあり、口腔内環境や全身の健康に深刻な影響を与えることもあります。
▪️まとめ
いかがだったでしょうか?
口内炎には種類が様々あり、原因や症状が異なることがわかったかと思います。
もちろん自然に完治する口内炎もありますが、放置することで危険な状態に陥る種類があることを理解しておきましょう。
もしも現在口内炎を発症しており、症状が重い場合や2週間以上長引く場合は念のため歯科医院に相談することをおすすめします。
次回は5種類それぞれの治療方法についてお話しして行きたいと思います。

