治療・講演実績
2024/08/28当院で行う根管治療について
岐阜市にある、あかなべ歯科です。
最近、根管治療によるセカンドオピニオンや、保険内で行なった根管治療で痛みが発生しているといった相談が多く寄せられるようになったと感じています。
皆さんは根管治療にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
虫歯の進行がひどくなり、神経を抜いて、根管を掃除し、詰め物を行う、これだけ聞くと特段難しい治療ではないと判断されるかもしれませんが、実は根管治療はとても難しい治療です。
以前のブログ(根管治療の保険と自費の違い)でも紹介しましたが、歯の根っこの神経は細く複雑で、患者さん一人一人によってその数や形、深さが変わります。
根っこの奥が深く、レントゲンでも見えずらいなんてことも多々あります。
そんな中、すべての神経を取り除くのです。少しでも神経が残って掃除しきれていなければ痛みがでたり、何らかのトラブルを発症するリスクが高まります。
歯科医師からすると意外にも簡単な治療と思われており、そこまで心配せず治療を受けられている方がほとんどなのではないでしょうか?
根管治療には保険診療と自費診療があり、患者さんの希望次第でどちらかを選ぶことができます。
この違いについては上記でもお伝えした(根管治療の保険と自費の違い)で詳しくお話ししているため、興味のある方はチェックして頂きたいのですが、保険診療を選ぶか自費診療を選ぶかで根管治療の成功率が大きく変わります。
根管治療を受けたことのある方は自費診療での治療を歯科医院から案内された経験もあると思いますが、これは保険と違って費用がかかりますが、少しでも成功率を上げ、患者さんの身体や精神的にも負担を軽減するために案内している場合がほとんどです。
当院で行う根管治療は基本的には自費診療を案内させていただいております。もちろん保険診療での要望があれば保険で行いますが、それほどに保険診療と自費診療とでは治療の精度や成功率が変わってきます。
保険診療と自費診療では使用する医療機器も大きく変わり、できることも変わってきます。
もちろん費用面で自費診療を諦めざるを得ない方もいると思いますが、まずは保険診療と自費診療のメリット・デメリットを理解して頂き、患者さんが納得した上で選択できるよう努めています。
また、患者さんからするとなかなか判断が困る所ではありますが、歯科医師の経験や知識によっても根管治療は成功率が変わることは事実です。
機器はしっかりしたものが揃っていても歯科医師の経験や知識が浅ければ少なからず成功率は下がります。
経験や知識という意味では、通常の根管治療だけではなく、外科的な根管治療(歯根端切除術や意図的再植術)を適切に行えるかという点も、判断基準になるかと思います。
もし、根管治療でお悩みの方はお気軽にご連絡ください。セカンドオピニオンでも常時受付ております。
当院は特に根管治療の実績が多く、難症例にも対応しており、他の歯科医院さんからの紹介患者さんも多く受け入れています。患者さんご本人だけでなく、現在根管治療で困っている患者さんを抱えている歯科医院さんからのご連絡もお気軽にお問い合わせ下さい。