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2023/03/22親知らずは抜くと小顔になる!!?

岐阜市にある、あかなべ歯科です。
前回にblogでは親知らずの抜歯についてご紹介しましたが、最近患者様に「抜歯をすると小顔になるのか」と言う質問を頂きました。実際はどうなのか紹介していきたいと思います。
(親知らずは必ず抜くべき)

親知らずを抜けば本当に小顔になる?

結論から言うと抜歯をしたからといって小顔にはなりません。
「親知らずを抜くと小顔になる」というのは、一般的には誤解や噂のようのようなものです。実際に、親知らずを抜いても、顔のサイズが小さくなるわけではありません。
ただし、親知らずが生えていることが原因で、口の中が詰まっている場合は、抜歯によって口が広くなり、見た目にはスッキリした印象になるかもしれません。しかし、顔全体のサイズが小さくなるということは、医学的に根拠がありません。

稀なケースで小顔になる場合がある!

実際に親知らずを抜くことによって、小顔になったと感じる方は存在します。抜歯を行うことで顎や顔の形が変化することがあるという報告も一部存在します。しかしこれらは非常に稀なケースであり、見た目で認識できるほど効果を感じる方はそうそういません。親知らずが生えている場合でも、それが原因で顔に大きな影響を及ぼすことはまずありません。

こんな特徴がある人は小顔になったと実感しやすい?
顔付きの特徴でこんな人は小顔になる場合あります。あくまでも可能性です。必ず小顔になるわけではなく、見た目に大きく現れることはまずありません。

1)エラが張っている人

歯がなくなることによって歯を支える骨が痩せて行きます。下の親知らずはエラの最も近い部分にあるため、抜歯を行うことで歯がなくなり、骨が痩せ、結果として小顔になる場合があります。

2)頬骨が張っている人

エラが張っている人と原理は同じです。上の親知らずは頬骨に近い位置にあり抜歯をすることで頬骨付近が痩せ、小顔になる可能性があります。

3)顎の筋肉が張っている人

親知らずがなくなることで一番奥の噛む力が働きにくくなり、結果的に筋肉が痩せて小顔になる可能性があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?基本的には親知らずを抜いたからと言って小顔になるわけではないことが分かりましたね。ある一定の条件下で小顔になったと感じる方はいるものの、ごく稀なケースであり、美容整形のように目に見えて小顔なることはまず無いのです。そのため、親知らずを抜くことは、口の中のトラブルを防ぐために必要な場合や、虫歯などの治療のために行われますが、小顔効果を期待して抜歯をすることは避けるべきです。親知らずを抜く際は、
歯科医師の指示に従い、治療を行うことが望ましいでしょう。

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