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2025/04/09子供の歯列矯正やらなきゃよかったと後悔する?

岐阜市にある、あかなべ歯科です。

お子様の歯並びを心配される親御さんは多くいらっしゃいます。

そんな中で、子供の歯列矯正で後悔されている方も中にはいるようです。

小児矯正やらなきゃよかったとSNSやネットの知恵袋などで検索したことのある方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、お子様の矯正で後悔するケースや、必要性についてお話ししていきます。

▪️小児矯正を後悔するケース

小児矯正で後悔するケースはいくつかあります。

後悔の中には治療自体の結果、過程やお子様の我慢や負担などがあります。それぞれ見ていきましょう。

1、拡大床の不適切な使用

お子様の矯正では拡大床と言われる装置を使用して治療が行われます。

これは大人の歯をきれいに並べる治療と違い、歯列をきれいに並べるためのスペースを作ることを目的としています。

拡大床で起こるトラブルは、歯が広がりすぎて歯並びが改善しない、噛めない、歯が顎骨から飛び出したり出っ歯になってしまったなどが挙げられます。

トラブルを避けるためには経験や知識が豊富な歯科医師を選ぶことが重要です。

2、不必要な抜歯

意外かもしれませんが、必要でないにも関わらず抜歯をされているケースも稀にあります。

矯正治療で抜歯が必要になる場合は歯を動かすペースが確保できない場合のみです。

もしも抜歯が必要と言われた際は、しっかり理由を聞き、セカンドオピニオンも検討しながら慎重に治療を受ける歯科医院を選びましょう。

もちろん全ての症例で非抜歯矯正が行えるわけではなく、抜歯が必要な症例もあります。明確な理由を聞き、必要か不必要か判断する必要があることを理解しておきましょう。

3、治療期間が長い

矯正治療には期間が長くかかってしまうのが現状です。

矯正装置の違和感や不快感が我慢できない場合もあります。

治療期間が長くなれば、子供への負担も大きくなり、子供がイライラしたり、気になって矯正装置をいじっているうちズレたり外れたなんてこともあります。

また、小児矯正はスタートして何年も経っているのに初期状態からあまり変化していないなんてこともあります。

この場合は治療が不適切な場合もあるため、セカンドオピニオンをおすすめします。

5、治療後の後戻り

矯正によって動かした歯並びは元の位置に戻ろうとします。これを後戻りと言いますが、後戻りさせないためは保定を行いますが、治療後も23年は保定装置を装着する必要があり、自己判断で装着をサボったり、保定期間を短くしてしまうと歯が元の位置に戻ってしまい、費用や頑張った期間が無駄になってしまいます。

治療後も歯科医師の指示やメンテナンスを怠らないようにしましょう。

▪️小児矯正を行わないリスク

もちろん元々の歯並びに問題ない場合は矯正治療を行う必要はありません。しかし、矯正が必要な症例にも関わらず、矯正治療を行わないまま放置していると下記のような様々なリスクの可能性があります。

・反対咬合

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態

・交叉咬合

上下の歯が部分的にずれて噛み合っていない状態

・萌出不全

歯が完全に生えきっていない状態

・開咬

上下の前歯が噛み合わない状態

・上顎前突

上の歯が下の歯よりも前に出ている状態

その他にも、虫歯や歯周病になりやすかったり、発音障害噛やみ合わせの状況によっては噛むことが難しく消化不良を起こすこともります。

また、歯並びが容姿にまで影響を与えてしまったている場合は外見にコンプレックスを抱えてしまう場合もあります。

▪️まとめ

いかがだったでしょうか?

子供の歯列矯正で後悔される親御さんは少なからず存在します。

後悔しないためには、経験や知識の豊富な歯科医師を見つけることは重要ですが、後悔するケースを事前に知っておくだけでも後悔される方は少なくなるのではないでしょうか?

小児矯正を成功に導くには親御さんとお子様の協力がどうしても必要です。気になることや疑問に思うことは事前にしっかり質問するようにしましょう。

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